「不可能な家、不可能なエクステリア?!」(2)

 なぜか2004年の夏にブレークしている「冬のソナタ」のストーリーの中に、「不可能な家」というキーワードが出てきます。主人公のユジン(チェジウ)がプランを立てるのですが、構造と予算上、建設できない ということでプランは白紙になります。しかし、数年後にはチュンサン(ペ・ヨンジュン)が盲目になりながらも「不可能な家」を完成させ、感動の再会をします。
(続く・・・)
   
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「冬のソナタ」主人公を演じるぺ・ヨンジュン
と、同じメガネ・ポールスミスのPS-400をかけている私・・・

「不可能な家、不可能なエクステリア?!」(1)

 最近はエクステリアの設計が多様化しています。というよりは、今までがブロックを積んで、フェンスをつけて、門扉をつける単純設計・作業に過ぎなかったのでしょう。しかし、最近の多様化は設計や施工技術の進歩だけではなく、従来からの建築物や造園・ガーデンの要素が多くエクステリアに入ってきたからと思われます。
「こんな感じで外構を設計、見積もりしてください。」と、雑誌やカタログのよく目立つデザイン性の強いものをご依頼されるお客様がいらっしゃいます。「できますか?」と聞かれるので、「できますよ。ご予算は大丈夫ですか?」とごく普通に返答しますと「こんな感じで素敵にしたいけど、なるべく安く…できます?」となります。ずばりエクステリアではどんな設計でもできます。制限さえなければ、驚く様な設計・プランを立てたいとプランナーたちは願望しています。不可能なエクステリアはないと思っています。普通のエクステリア工事には住宅のような検査もなく、建築のような精密な強度計算はほとんど必要とされてないので、実は夢のようなエクステリア・ガーデン設計ができるのです。ただ、ここで直面するのが予算と使い勝手の問題です。施工するのにかかる費用と、お客さまのご予算差が有りすぎる時は、商品材料やスペースを狭くするなど、ご予算を折り合わせていきます。お客様が初期に希望したものよりは、妥協が入るのが現状として多いですね。
(続く・・・)

「オリジナルは武器」(5)

 三協アルミさんの自由組合せカーポートのU-スタイル。これはオリジナリティーがあり、とてもいい商品です。2003年末、トステムさんがマルチスクエア、東洋エクステリアさんがシステムポートという商品名で同じような商品を発売してきたのですが、三協アルミさんのパテントがあるということで、この後続の商品は、前と後ろの梁(はり)が同形状ではなく、設計、施工上、重要な部分を蔑ろにしているように思えます。その結果、施工業者としては販売し難く、施工しづらく、扱い難い。せっかく開発力も販売力も強い一流メーカーなので、他の分野であっと驚く新商品を作ってほしいですね。ここでは、オリジナルという武器を持った三協アルミさんに軍配が上がったということでしょう。「オリジナルは武器」みなさんも、仕事だけに限らず生活の中や何かの作品作りの中で、他とは違ったいいものを発案していったらどうでしょうか§^。^§。
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       U-スタイル

「オリジナルは武器」(4)

 当店エクステリア中川では、このモザイクレンガを数多く施工しています。展示場で施工例を見て気に入ってくれます。お客様がカタログやガーデン雑誌では見たことのない、違った景色を求めているということです。完成後は施主様に大変喜んでもらっています。オリジナルという武器を持つことによって、会社は他社に立ち向かえるよう強くなっていかなくてはならないのです。国会議員でプロレスラーの馳浩さんも、「オリジナル技には特許が下りてしかるべきだ。」と言っています。馳浩選手のオリジナル必殺技ノーザンスープレックスホールド、アントニオ猪木の延髄斬り、長州力のサソリ固めなど、プロレス界には人の必殺技は使ってはいけないというオキテがあるそうです。しかし真似をする選手がいるのも事実。しかし、プロレスではそういった選手をファンが裁いてくれるので必殺技が確立されているのだそうです。オリジナル技が生まれるまでには大変な時間と労力が費やされていますからね。
(続く・・・)
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     モザイク塗り壁(展示場)

「オリジナルは武器」(3)

 登録商標ではないのですが、(有)エクステリア中川でもひとつ実用新案をもっているんです。それは当店発案施工のモザイクレンガ。
出願番号   : 実用新案出願2001-5339 出願日 : 2001年7月6日
登録番号   : 登録実用新案第3087379号 登録日 : 2002年5月15日
実用新案権者 : 有限会社エクステリア中川    考案者 : 中川 和長
考案の名称  : モザイク貼りによる地面または建造物
流通時・保管時・作業現場等から発生する破損レンガの商品価値を高めるようにする。また、レンガを均一に敷きつめる画一的施工に柔軟性をもたせるようにする。
(続く・・・)
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       モザイクサークル              モザイク実用新案

「オリジナルは武器」(2)

 二日目10時にゆっくり起床→コメ兵でフェラガモの財布購入(ブランドや電化商品などの新品、中古をたっぷり扱う名物ショップ)→矢場とんで「登録商標みそかつ」(かなりうまい。)→約5m巨大マネキンななちゃんの股くぐり(百貨店セブンのイメージキャラクター)→名駅でお土産購入→中日ビル地下で小倉トースト&コーヒー→車で豊山のイチロー資料館[がっかりの休館]→名古屋空港で名古屋コーチンプリン買い足し→ねぎ放題!横綱ラーメン(うまい)→夜7時半帰路。深夜12時東京蒲田着。満喫(^ー^)と、まあ名古屋食い道楽をしてきたわけですが、登録商標という言葉がよく使われていました。ひつまぶしに天むすにみそかつにも登録商標がされているのです。当然、自社ブランド商品ということを宣伝とし、当店が元祖だと誇張することでお客様への信頼を得ようとしているわけです。調べたところ、登録商標とは「商標法の定めに従って特許庁に登録された商標。パテント、特許。特許権。記号。」ということです。
(続く・・・)

「オリジナルは武器」(1)

 さて、またまた旅の話からさせていただきます。お正月に学生時代からの友人と名古屋へ2日間行ってきました。怒涛の旅日記を書きますね。
 夜中二時半に東京蒲田のI君のうちを出発→メイチカ(名古屋駅の地下街)の喫茶店で激安380円のコーヒー価格でトースト、卵食べ放題→名古屋城の茶屋できしめん完食→百貨店松坂屋南舘最上階の蓬莱軒で45分行列並び「登録商標ひつまぶし」完食(これはうまかった)→地下の千寿で「登録商標天むす」完食→中日ビル地下のチャオであんかけパスタ完食(これはいまいち)→空中散歩のオアシス21(鉄骨造りの屋上面に池をつくり、なんとも不思議な空間)→昭和の香りがするテレビ塔(2003年末に1ドル札をばら撒いた事件あり)→高島屋とテルミナにある三省堂書店二軒はしご(I君が書店勤務のためスパイ活動)→エスカの山本屋で煮込みうどんとコーチンねぎ間→夜の繁華街を徘徊→世界のやまちゃん栄店でスパイC手羽先(コショウ辛くて止まらない)→中心街の栄にあるライオンズホテル宿泊で初日消灯。
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(続く・・・)

「すべて興味はスコットランドへ通ずる」(5)

4日目・5日目はダンディ、セントアンドリュースと通り、アバディーンへ向かいました。
アバディーンには日本人、アジア系の人はまず見当たりませんでしたね。最後の日はスコッチウィスキーの故郷、スペイ川周辺のスペイサイドへ行きました。6か所の蒸留所へ回り、大好きなマッカランの蒸留所へ行ったときはまたまた感動§^。^§。夢叶えるってやっぱ、いいね、とつくづく感じました。
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行きたいとこ、やりたいことが全てできた旅でした。レンタカーがよかったね。そうでなきゃ、あんな時間通りに動けなかったし、スコットランドの景色をずっと見られませんでしたからね・・・。
「すべて興味はスコットランドへ通ずる」まだまだ、いろんな興味は絶えないと思いますが、「スコットランド」今の僕には聖地ですね。幻のウイスキー・ TheBlackWhiskyLochDhu を10軒めくらいかな、最後の酒屋で見つけました。もう飲み干してしまいました。
以上、5回に渡ってスコットランド旅日記編でした。急いで書いたので乱文ですが、お許しください。一週間に一度のペースで更新の予定ですので、次回もチェックよろしくお願いします。感想コメントお待ちしております。

「すべて興味はスコットランドへ通ずる」(4)

宿に戻り、近くを散歩していたら、レンガの施工現場発見!おじさんと話をしていたら、弟子入りさせてもらうことになり、レンガ積ましてもらいました。(こて)の使い方が上手だね、と親方に褒められました§^。^§
英国デビュー完了!!
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「すべて興味はスコットランドへ通ずる」(3)

それからインターを降り、グラスゴー市内へ行けずに迷い、僕と同じ年くらいの黒人と白人の男2人に道を尋ねたら、「僕らも街のセンターへ行くから乗せてくれ。」ときた!(まただ!(>_<))「信用できないよ。」と言ったら、彼らはポケットに両手を入れて、抜いて両手を挙げ、「No Guns!!」と言ってきた。内心かなりウケた(~o~)。悪そうな人たちではなかったので、市内まで乗せてあげ案内してもらった。 人生のうちに2度はないでしょう、30分くらいのうちに2度もヒッチハイクをされてしまいました。翌日グラスゴーではガーデニングブックなど、いい買い物ができました。 昼にはスターリングへ到着し、あこがれのウォレスモニュモントが窓から見えるB&B(日本で言う民宿)に宿をとり、塔へ登りました。 うれしかったな。ずーーーーーと、行きたかった場所にいられる。夢が叶った瞬間うれしかったですね。ほんとにうれしかった。まだまだ夢持てる、人生悪くない、と思いました(^O^)。その夕方、スターリング城へ足を運ぼうと思ったら、道を間違えてしまった。ま、のんびり散歩しながら、のつもりで歩いていた石畳の道の途中で、大学の時の友人に勧められていたハイランドホテルを偶然にも見つけました。中へ入り、寄り道がてらお茶しました。そこはガイドブックでは探すことができなかったので、予定していなかったのですが、魔法をかけられたように吸い寄せられたってことですかね。(続く・・・) 002.jpg