「不可能な家、不可能なエクステリア?!」(1)

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 最近はエクステリアの設計が多様化しています。というよりは、今までがブロックを積んで、フェンスをつけて、門扉をつける単純設計・作業に過ぎなかったのでしょう。しかし、最近の多様化は設計や施工技術の進歩だけではなく、従来からの建築物や造園・ガーデンの要素が多くエクステリアに入ってきたからと思われます。
「こんな感じで外構を設計、見積もりしてください。」と、雑誌やカタログのよく目立つデザイン性の強いものをご依頼されるお客様がいらっしゃいます。「できますか?」と聞かれるので、「できますよ。ご予算は大丈夫ですか?」とごく普通に返答しますと「こんな感じで素敵にしたいけど、なるべく安く…できます?」となります。ずばりエクステリアではどんな設計でもできます。制限さえなければ、驚く様な設計・プランを立てたいとプランナーたちは願望しています。不可能なエクステリアはないと思っています。普通のエクステリア工事には住宅のような検査もなく、建築のような精密な強度計算はほとんど必要とされてないので、実は夢のようなエクステリア・ガーデン設計ができるのです。ただ、ここで直面するのが予算と使い勝手の問題です。施工するのにかかる費用と、お客さまのご予算差が有りすぎる時は、商品材料やスペースを狭くするなど、ご予算を折り合わせていきます。お客様が初期に希望したものよりは、妥協が入るのが現状として多いですね。
(続く・・・)

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